制御と振動の数学/第一類/連立微分方程式の解法/例題による考察/非同次微分方程式

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例108 テンプレート:制御と振動の数学/equation を解け.

これを Laplace 変換すると, テンプレート:制御と振動の数学/equation これを [x],[y] について解くと,例104αβ[f][g] に代わっただけであるから, テンプレート:制御と振動の数学/equation となり,この原像 テンプレート:制御と振動の数学/equation を得る.


例109

テンプレート:制御と振動の数学/equation を解け.

これは例 104 の解と例 108 の解との和である.


例110

式 (5.5) を直接 Laplace 変換して解き上の事実を確かめよ.

解答例

Xx,Yy,Ff,Gg と置くと,

{sXα=Y+FsYβ=X+G

したがって,

(s11s)(XY)=(F+αG+β)
(XY)=1s2+1(s11s)(F+αG+β)=1s2+1(s11s){(FG)+(αβ)}
=1s2+1(s11s)(FG)+1s2+1(s11s)(αβ)

あとは,例 104 例 108 と解法は同じで、解 x,ys 領域 X,Y例 104 例 108 の和であり、よってLaplace 変換の線形性より、これらの原像 x,y も結局この二つの問題の解の和となる.