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解析学基礎/双曲線関数
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== 双曲線関数 == 双曲線関数とは、次のような形の関数のことです。 :<math>{\rm sinh}\ x = {e^x - e^{-x} \over 2},\ \ {\rm cosh}\ x = {e^x + e^{-x} \over 2}</math> 「sinh」は「ハイパーボリックサイン(hyperbolic sine)」、「cosh」は「ハイパーボリックコサイン(hyperbolic cosine)」の略です。 == 性質 == 双曲線関数には、次のような性質があります。いずれの性質も、<math>e^x</math>の性質に従って計算すれば簡単に証明できます。 #cosh<sup>2</sup> ''x'' − sinh<sup>2</sup> ''x'' = 1 #sinh(α+β) = sinh α cosh β + cosh α sinh β #cosh(α+β) = cosh α cosh β + sinh α sinh β #<math>{d \over dx}\,{\rm sinh}\ x\, = {\rm cosh}\ x</math> #<math>{d \over dx}\,{\rm cosh}\ x\, = {\rm sinh}\ x</math> どの性質も、三角関数にとてもよく似ています。このようにとてもよく似た性質を持つことが、三角関数と似た記号を使う理由です。 単位円の上の点の座標は、三角関数を使って<math>( x, y ) = ( cos t, sin t )</math>と表すことができました。1番の性質から、双曲線関数を使うと双曲線の上の点の座標を<math>( x, y ) = ( cosh t, sinh t )</math>と表すことができることがわかります。 == 使いかた == 置換積分の計算をするときに、三角関数を使うと便利なことがありました。例えば、 :<math>\int_0^1 \sqrt{1-x^2} \,dx</math> は<math>x = sin t</math>という置換によって :<math>\int_0^{\pi/2} cos^2 t \,dt</math> という簡単な積分に帰着できました。双曲線関数でも同じようなことができます。例として :<math>\int_0^1 \sqrt{1+x^2} \,dx</math> という積分を計算してみましょう。まず、<math>x = sinh t</math>と置換すると :<math>\int_0^{\log ( 1 + \sqrt{2} ) } cosh^2 t \,dt</math> となります。ここから先の計算でも三角関数と同様な公式が使えますし、あるいは直接指数関数の積分として計算してもかまいません。計算してみましょう。答えは :<math>\frac{\sqrt{2} + \log( 1 + \sqrt{2} ) }{2}</math> です。 [[カテゴリ:関数|そうきよくせんかんすう]]
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