解析学基礎/微分の応用

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微分の使うことで解けるようになる最も典型的な問題は、関数の極値を求める問題である。導関数とは関数の変化率なのであるから、微分可能な関数は、導関数の符号が変わる点で極値を取る。

例題 y=cos2xの極値を求めよう。

y=2cosxsinx

なので、y=0となるのは

x=n2π(n)

であり、これらの点ではy'の符号が変わる。よって極値は、

x=n2π(n)

のとき

y=0,1

演習 - 次の関数の極値を求めよ。

  1. y=x32x2+x
  2. y=excosx