制御と振動の数学/第一類/Laplace 変換/Laplace 変換の定義とその基本的性質/Laplace 変換の線形性
と の Laplace 変換が存在し, は定数とする.このとき, テンプレート:制御と振動の数学/equation および テンプレート:制御と振動の数学/equation が成立する.これは証明するまでもなく明らかであろう.これら 2 式を一つにまとめ,記号 を用いて書けば, テンプレート:制御と振動の数学/equation となる.ここに は定数である.式 (2.2) は で表される演算子が,線形演算子であることを示している.