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高等学校工業 電子回路/負帰還増幅回路
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[[File:負帰還増幅回路の原理図.svg|thumb|400px|負帰還増幅回路の原理図]] 図のように、出力の一部を、入力にもどすことを、'''帰還'''(きかん、feedback)とか、「帰還をかける」とかいう。 帰還した信号が入力信号と逆相の場合を'''負帰還'''(ふ きかん、negative feedback)という。つまり、入力が V<sub></sub>ーV<sub>f</sub> になるものを負帰還という。 帰還した信号が入力信号と同相の場合を'''正帰還'''(せい きかん、positive feedback)という。つまり、入力が V<sub></sub>+V<sub>f</sub> になるものを正帰還という。 負帰還の用途は、増幅回路を安定させるために用いられる。温度などにより特性が変化して増幅率が増幅しても、負帰還がかかってるので、いくらかは打ち消しあうという仕組みである。 いっぽう、正帰還は、発振回路(はっしん かいろ)に用いる(のちの単元で後述する)。 さて、'''帰還率''' β を、つぎのように、帰還電圧 vf と出力電圧 vo との比で定義する。 :<math> \beta = \frac{v_f}{v_o} </math> さて、帰還回路がない場合の増幅率を A<sub>0</sub> としよう。 帰還回路がある場合の増幅率Aは、定義は :<math> A = \frac{v_o}{v_i} </math> である。 さて、(viーvf) が増幅率 A<sub>0</sub> で増幅されて vo になるわけだから、 それを式で表せば、 :<math> A_0(v_i-v_f) = v_o </math> (1) である。 v_fは <math> \beta = \frac{v_f}{v_o} </math> により、 <math> v_f = \beta v_o </math> なので、それを(1)式に代入すれば、 :<math> A_0(v_i-\beta v_o) = v_o </math> 展開して、 :<math> A_0 v_i- A_0 \beta v_o = v_o </math> となり、vo どうしをまとめるために移項して、 :<math> A_0 v_i = v_o + A_0 \beta v_o </math> となり、同類項として vo どうしでまとめて、 :<math> A_0 v_i = (1 + A_0 \beta ) v_o </math> :<math> \frac{v_o}{v_i} = \frac{A_0}{1 + A_0 \beta} </math> (2) 帰還回路のある場合の増幅率 A<sub>f</sub> は、つまり<math> \frac{v_o}{v_i} </math> なので、(2)式より、 :<math> A_f = \frac{v_o}{v_i} = \frac{A_0}{1 + \beta A_0 } </math> これで、負帰還のある場合の増幅率 A<sub>f</sub> が求まった。 == エミッタ接地の負帰還回路 == [[File:エミッタ接地の負帰還回路.svg|thumb|500px|エミッタ接地の負帰還回路]] 単元『[[高等学校工業 電子回路/増幅回路の基礎]]』に紹介された「バイパスコンデンサのある回路」から、バイパスコンデンサを取り除いただけの右のような回路でも、負帰還の回路になる。 [[カテゴリ:高等学校工業]]
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